文章を図にするポイント
KOB
リハタマ
スライドを作る際に最も使用するデザインといえば、箇条書きだと思います。
最も使用するからこそ、全体の印象に大きく影響するので、「とりあえず箇条書き」ではなく「しっかりと箇条書き」をすることが大切だと思います。
今回は「脊柱の安定化の機序¹⁾」について箇条書きでスライドを作ってみたいと思います。
特に何も設定を変えずに箇条書きしてみました。
どうでしょうか?わかりやすいでしょうか?
大項目3つとその説明3つが点と矢印で示しています。
点や矢印が見にくく箇条書きが強調されていないと思います。
単純に点と矢印を強調してみました。これだけでも少しは見やすいと思います。
ただ文字の大きさや行間が同じのために、大項目とその説明の重みが同じになり、見分けにくくなっていると思います。
1)Panjabi M: The stabilizing system of the spine. Part1. function, dysfunction, adaptation, and enhancement. J Spinal Disord. 1992; 5: 383-389.
スライドデザインのセオリー
スライドのデザインの基本はほとんどこの本で学びました。
PowerPointが初めての人でも非常にわかりやすく書いてあり、スライドのデザインの基礎を学ぶなら読むべき一冊だと思います。
「伝わるデザイン」PowerPoint資料作成術
この本も具体例を通して、わかりやすくデザインのポイントが記載されています。
是非参考にしてみてください。