文章を図にするポイント

KISSの原則
スライドを見たときに文章がズラッと書いてあった時に、見た瞬間に読む気がなくなったことはありませんか?
プレゼンテーションの書籍を見ていると時々「KISSの原則」という言葉を目にします。「KISSの原則」とはケリー・ジョンソン氏によって提唱された原則です。「Keep it simple, stupid」の略で、日本語で「シンプルにしておけ!この間抜け」と解釈されます。プレゼンテーションにおいても「KISSの原則」は重要であると思っています。
文章を図にする時のルール
スライドでは基本的に文章を書かずに、視覚的に理解しやすくするために、図を使って示す方が伝わりやすいのではないかと思っています。普段自分が文章を図にする時に意識しているポイントを下記に示します。
文章には当然接続詞があります。例えば「順接」・「逆説」・「並列」・「列挙」・「対立」・「対比」など様々なものがあります。様々な接続詞に合わせて、どのような図を選択するかルールを決めることが重要だと思います。






このように、自分の中でルールを決めておけば、文章を図にする際に迷うことは少なくなると思います。また聞く方も法則がしっかりしているため、図を見たときに意味が伝わりやすくなると思います。スライドを作る時にはルールを決めて統一感を出すことがポイントになります。
自分はよく使用する図を、一つのPowerPointに保存して使用する際にコピーして使えるようにしています。使用しているうちにコンテンツが増え、スライド作成時間も大幅に減少しています。
パワポ素材(例)

参考文献
1)Meng, S., Lieba-Samal, D., Reissig, L. F., Gruber, G. M., Brugger, P. C., Platzgummer, H., & Bodner, G. (2015). High-resolution ultrasound of the posterior femoral cutaneous nerve: visualization and initial experience with patients. Skeletal Radiology, 44(10), 1421–1426.
スライドデザインのセオリー
スライドのデザインの基本はほとんどこの本で学びました。
PowerPointが初めての人でも非常にわかりやすく書いてあり、スライドのデザインの基礎を学ぶなら読むべき一冊だと思います。
「伝わるデザイン」PowerPoint資料作成術
この本も具体例を通して、わかりやすくデザインのポイントが記載されています。
是非参考にしてみてください。